園長日記/メリーランド保育園

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ハンガリー研修③

今日は、ブタペスト大学保育士養成学科実習園の見学と、大学での音楽の授業に参加。
実習園は幼保園ということで、お仕事をしていない家庭の子どもも在籍している。
日本での5領域が「課業」という名前で呼ばれ、①環境認識(数も含む)②音楽(わらべうた)
③文学④体育⑤描画(手工芸も含む)に分類されている。
見学クラスは、幼児混合25人の園児に1人の担当保育士(必要に応じて保育補助有り)
今日は統合課業で、登園後それぞれの遊びたい遊びを選択しながら遊び、先生の投げかけで
Xmasリース作りを行った。

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製作の導入で遊びの中に、リースに使用するオレンジや蜜ロウの匂いを嗅ぐ環境設定されており、
先生が意図とする事が、とてもわかりやすく流れていた。
この活動においても、先生の指示はなく、すべて子どもが自己決定の基、主体的動いていた。
リース製作が終わると、音楽の課業となる「わらべうた」
鈴や、エアーバイオリン等で、うたいながら身体でリズムを取るが個人差が一目で分かる。
ここで、わらべうたに参加さず、黙々と遊び込んでいた子どもには見守りの視線だけで、
誘うことはない。
一人ひとりを大切にするハンガリーの保育は、随所に考えさせられる事が多かった。

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大学での音楽の授業は、芸術家が多い国ならではで、わらべうたに力を入れていた。
保育士になるためには、150曲覚えておくが、2年目の前期には60曲のわらべうたと
40曲の民謡の試験に合格しなければならない。
「声は自分が持っている楽器」
リズムの前に拍が感じることが重要で、拍とリズムを感じとらせていく。
リズムを聞いたら譜を書けるように訓練し、保育現場ですぐに役立つシステムに感動。
養成校と保育現場がリンクしていて無駄がない。
きちんと話せる人は、リズム感が良い人。
リズムをたたくことは、字を書くことにも繋がるから大切にしていきたい。
また歌を歌う際、日本ではピアノに頼りがちだが、ハンガリーはリコーダー。
覚えやすくいつでも、どこでも吹ける手軽さが魅力。


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